まずはホームページから
広告といってもさまざまな手法があり、クリニックの立地や科目または予算によっても大きく変わってきます。
その中で必ず必要なものとして「ホームページ」があります。クチコミでも駅広告でもWEB広告でも患者様の多くはホームページを見てから来院される方がほとんどです。
まずはホームページ会社の選定からしていきましょう。
ホームページ業者の選定方法
ホームページ会社の多くは初期費用と月額管理費がかかります。もちろん安いに越したことはないのですが、ただ安いところでは後々追加費用がかかったり、サービスが悪かったりします。できること、できないことをきちんと確認してホームページ会社を選定することが大事です。
医療のホームページはYMYL(Your Money Your Life)という『お金や人生(健康や安全など)に大きく影響するもの』とGoogleが位置付けており、Googleはコンテンツの評価基準を厳格にし、より検索結果の品質を高めようとしています。医療広告規制ガイドラインも設けられておりますので医療のホームページを作ったことのある会社、または医療専門の会社にお願いする方が安心です。
医療機関でgoogleの検索上位になるには、特殊な技術が必要そうだね。
医療のホームページ制作実績のある業者に依頼しよう!
ホームページ業者との契約期間
月額管理費も一年契約や五年契約などホームページ会社によって違ってきます。ホームページをはじめとするネット業界は移り変わりが早く、今の当たり前が5年後ではもう古いと言われる業界ですので一年契約の会社にすることをお勧めします。
スタートアップページの作成
ホームページの業者選定が終わりましたら、最初にスタートアップページを作成してもらいましょう。複数ページのホームページは作成するのに時間がかかるので『いつ、誰がどこでどんなクリニックを開業するのか』だけを載せた簡易ページを公開することをお勧めします。これにより、開業時に一定の閲覧者がアクセスしており、少しでも開業時の患者様につながるのです。
内覧会や求人をするときにもスタートアップページがある方が効果的です。なんの情報もないところより少しでも情報がある方が人は見てくれやすいです。スタートアップページを公開する目安は医師会に挨拶した後です。それさえ終われば早めにアップしても問題ありません。
開業前にもサイトを準備しないといけないのは知らなかったな・・・。
たしかに開業時の集患につながるね!
ホームページ以外の広告戦略
最近、ホームページを作っただけではなかなか患者様に見てもらえなくなりました。検索サイトで『地域名 科目』で検索しても古参のクリニックが上位を占めており、これらを抜いて上位表示させることは安易ではありません。ましてや新しく作ったばかりのホームページは特に上位には上がりません。
多くの患者様に見ていただくために、その他の広告戦略が必要となります。
次にホームページに誘導する広告にどのような種類があるか見ていきましょう。
たくさんの広告があるように見えますが医療の広告は医療広告規制ガイドラインによって規制がありますので選択肢は他業種と比べて少ないです。この中から予算や立地などの条件により絞り込んでいきます。無料でできるものもあるので積極的に広告していくことをお勧めします。
どういったものがクリニックにとって適正なのかは一概に言えませんのでメビウスにお問い合わせください。
広告についても医療独自のルールがあるのか!
こちらも医療の経験のある業者に依頼したほうがいいね。
「知って行く」から「検索して、知って、比較検討して、行く」に
開業をすれば患者様はくるという時代はもう終わってしまいました。
昔は「知って行く」と単純だったのですが、
今は「検索して知って比較検討してから行く」ようになりました。スマートフォンの普及により情報が簡単に手に入るので比較することが当たり前になってきています。比較してもらうためにも比較対象の土俵上にいないと話になりません。
認知度を上げ、比較対象にも負けないわかりやすいホームページを作ることが広報戦略のコツです。
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